Maria Eichhorn| マリア・アイ匕ホルン
1962年生まれ。最初語学を学びにパリに行き、アーティストに変身する。眼に見えるものの裏側にあるものをアートの主題とする。
Schwarzweisphoto 白黒写真 1987年
gerahmt
dimennsion: 62x45cm
卒業制作として提出。白いカバーの下には何があるか分からない。隠れた物の存在を意識させる、その後の彼女の作品の出発点となる。ただこれを見ると何が面白いか?考えさせる。
Spiegel 鏡 1995年作
鏡、カビ
dimennsion 52.5x42cm
戦場になったホテルで見つけた鏡にカビが生え、年々成長していっている。ヨーロッパの戦争の歴史を物語り、人間は死んでも植物は生き残り生き続けている。馬鹿な人間を鏡の奥から見ながら。
4 Bucher in Plakaten 輸入禁制品 1991/93
カバーをかけられた本
dimension 5.3x21.3x30.5cm
カバーをかけられた本。中が見えず税関でカバーを破られる。中身が性的表現があったのか、輸入禁止となる。従ってこの作品は日本で作家が再制作したもの。芸術の表現に対する日本の規制という最近も話題になった問題を提供している。
カラー引き延ばし写真パネル5枚 1997年作
dimension 26.5x18.5x1.5cm
古いヨーロッパの町の写真?或は絵はがきの写真?戦争で破壊されたか?古木良きものも戦争は容赦なく破壊していく?
木箱 ビリヤードボール13個、木のボール2個、ポリエステルのボール1個
1993/95年
14x23x23cm
中にビリヤードのボールが入っているだけの作品。ビリヤードの歴史は知らないが、見る者を拒絶するような何とも困った作品。
無人地帯 ハウス・ランゲとハウス・エスターのオブジェの売買 1997,6-7月
ファイルブック
dimension 32x22.5x18枚
ハウス・ランゲ、エスターの地下室に保存されていたガラクタを売りにだした。その商品の説明文をファイルに入れてまとめたもの。売れたので今はファイルの中身は何も無く空の状態。何なんだ?記録?家の持ち主が何を集めていたか想像しろと言う事か?
Arivals and Departureplan 時刻表 1995年
photo
ライプチッヒから汽車で終点まで行って帰るというイベントを一般から募集。切符を提供。以前は東西のドイツが分かれていて、自由には行けなかった事を思い出させる企画。これはかんらん舎から無料で貰った。マリア・アイ匕ホルンの作品は全てかんらん舎から購入。